デジタル世代の不登校解決のために、あなたが知っておくべきこと

不登校解決とは?

 

夏休みも終盤。

不登校のお子さんは、なかなか落ち着かない時期ではないかと思います。

親は、子供の不登校(登校拒否)を一日でも早く解決したいと願っているでしょう。

 

そもそも「不登校の解決」とは、一体どうなったら解決したと言えるのでしょうか?

「再び学校に通うことが、不登校の解決」なのでしょうか?

学校に復帰したら、子供の不登校問題は解決した と思っていいのでしょうか?

「再び学校に通うこと」が不登校問題解決とすれば、

  • ぶり返し 
  • ひきこもり 
  • ニート 
  • 高齢ひきこもり 
  • スネップ(孤立無業者)

などの問題へと ”負の連鎖” は起きないでしょう。

不登校というのは、心の問題が表面に現れた行動とも言えます。

また※鬱屈(うっくつ)した心の自己表現とも言えます。

(※鬱屈[名](スル)気分が晴れ晴れしないこと。心がふさぐこと。「鬱屈した心情」デジタル大辞泉)

 

 

心の闇を癒すこと

これまで解決してきた事例を踏まえた上で、本当の問題は、「親、子供 それぞれの心」にあるとわたしは考えています。

 

子供の抱える心の闇を、解決しない限りは何も解決したことになりません。

同時に

親の抱える心の闇も、癒さない限り、同じことを繰り返すことになります。

 

なぜなら、心の問題を解決せずに、学校に戻しても、子供の輝きは戻ってこないからです。

また親の心の問題を解決せずに、不登校問題を解決しようとすれば、親子関係そのものをねじれさせ、問題を長期化させるだけだからです。

 

 

デジタル世代の不登校解決

私が考えるデジタル世代の不登校の問題解決へのゴールとは

「子供の笑顔と未来を取り戻すこと」

「親が子供に愛情を伝えられる心身の状態を手にいれること」です。

 

子供の抱えている心の闇を解決することで、子供に笑顔が戻ります。

親の抱えている心の闇を癒すことで、親に自信と誇りを取り戻します。

 

心の問題をひとつずつ解決していくことが、結果的に不登校の解決につながります。

親の役割とは、、、

「子供が幸せだと感じられる人生に導いてあげること」です。

「子供がどんな状態であろうと、子供の未来を信じられること」です。

 

学校という小さな狭い世界で、何かの原因でつまづいてしまった子供を立ち直らせることです。

親は◯◯君または◯◯さんの父兄という狭いコミュニティの小さな世界で、世間体やプライドを守るより、自分の子供をまっすぐな眼で見つめ、可能性を引き出してあげることです。

 

子供が、もう一度頑張りたいと思える道を用意してあげることです。

親は、子育てと同時に 自分のやりたいことに真剣に取り組むことです。

不登校を解決する目的は「子供の笑顔と未来を取り戻す」ことであり、

そのための手段は「価値観の転換」です。

価値観の転換とは、子供が「好きなことで成長できる道」に導いていくことです。

親が「好きなことに真剣に取り組むこと」を楽しむことです。

不登校期はまたとないチャンス!!

不登校期というのは、特別なチャンスの時期でもあるのです。これほど真剣に親子で向き合い、お互いの成長と将来の生き方を親子で考えるきっかけは、他にありません。

 

つまり、それまで、世間の常識みたいなものに流されて進路を選択し、漠然とした不満や不安、どこにぶつけたらいいのかさえわからない混沌とした感情を抱えながら生きてきて、突然、学校に行けなくなり、親子でぶつかりながら、お互いに対してどうあるべきか?について葛藤するのです。

 

たった一度の人生を「どんな風に生きたら幸せなのか?をはじめて親子で考える」絶好の機会(チャンス)なのです。

 

自分とは何か?子供とは何か?親とは何か?家族とは何か?子育てとは?幸せとは?子供のため?自分のため?世間体?プライド?正しい道?間違った選択はしたくない?など

 

苦しいからこそ、真剣に向き合えるのです。

 

たとえ、不登校で一年間を棒に振ったとしても、若いからこそ人生のやり直しができるのです。

たとえ、子供が不登校になっても、葛藤する苦しみを共有し、互いに成長することで、親子のココロの絆(キズナ)を取り戻すことができるのです。

 

やり直しではなく、親子それぞれに本当に歩みたい道を見つけることができるのです。

多くのクライエントが不登校のおかげで、自分の本当にやりたいことを見つけることが出来ました。

流されてきた人生から、自分の人生を歩み出すきっかけになったのです。

やりたくないことだらけの人生から抜け出すことが出来たのです。

 

不登校の解決とは「心の闇を取り除き、光を与えることです。」

もちろん、容易くはないでしょう。

 

でも、人生の課題に取り組むことができるうちに、巡り合えることはチャンスです。

こどもが大人になってから、やりたくないことばかりの人生に気が付くより、ずっと近道だし幸せです。

 

言い換えれば、最終的に「不登校になって良かった!」と思えることが不登校の解決です。

 

不登校をきっかけに、本当にやりたいことを親子で一緒に探して下さい。

本当にやりたいことは、必死で探さないと見つかりません。

 

そして、親子が自分で見つけた夢に向かって、それぞれが本気で取り組んでいることを、心から喜び、応援できるようになった時、親子の笑顔が戻ります。

 

 

<解決ポイント>:「親子関係を再構築し、親子の笑顔と未来を取り戻すこと」

 

( P.S )ところで、あなたにとって最高の親子関係とは?

 

あなたからのコメントをお待ちしています。

疑問・質問・お悩みなどあればこちらにお寄せください。

 

Written by 佐藤マリオ

 

 

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